2003. Apr.
雑記: FINAL FANTASY XI
20030404  死んでも死にきれない
「守りたい」で死体で登場(笑)する白ヒュム君にレイズをかけてあげてーって要望が多かったのです。

FFXIではフィールドやダンジョンで敵のモンスターと戦って負ける(ヒットポイントが0になる)とこれを戦闘不能と言います。
ふつーのビデオゲームのRPGなんかだとそこでゲームオーバーになるんですが、FFXIの場合MMOであるからしてゲームオーバーなんてのはない訳で。
戦闘不能(地面に倒れ伏してなにも出来ない状態。会話も制限をうけます)になったら、魔道士に蘇生魔法をかけてもらうか、特殊なアイテム(もしくは魔法)を前もって使用しておくかすれば、その場で復活できます。それもない場合は街や拠点などに設定したホームポイントに帰されます。
どちらの場合も共に一定のペナルティ(経験値を失う)を受けます。
つまり、ペナルティは受けるモノの、わりと普通に復活できちゃうんですねぇ。ゲーム内では便宜上「死ぬ」と表現されますが、本来の「死」とはちと違うわけです。
しかし、そのペナルティってのが高レベルになると何時間もかけて稼いだ経験値がいっきに失われる訳で、けっこう厳しいのです。
なので気楽に死ねる訳でもなく、またパーティ戦ではパーティメンバーを死なせるのはとても不名誉なこととされ、必死で死なないようにがんばるのですが。まあそれでもモンスターは強くて、あっちでもこっちでも結構ばたばた死んでいるわけです。へたすると6人全滅なんてのもあったり。

それでも、絶対復活はできる訳で、その人と一生会えない二度と生き返らない「死」とは違うんですよね。
FFXIの小説を書いていて、「死」の取扱いに悩むのがそこんとこなのです。

「守りたい」ではらわたまきちらして死んでた白ヒュム君も、実際のゲームでは、制限時間内に蘇生魔法を受けなければ、街へ戻って復活します。
「うう、ごめんねみんな、死なせちゃって」
「いやーあの場合しょうがなかった。気にしないでー」
なんつー会話が繰り広げられる訳で、「死を覚悟して」とか「死なないで!!」とかいう言葉にイマイチ説得力がなかったりするんですねーコレが。

どーにかうまく、その仲間の死について、かいてみたいなと思ってます。いつになるかはさておき(泣)


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