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2003.02.24 update |
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FanFiction Novel 「時には強引に」: FINAL FANTASY XI |
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「あっ……やっ……」
「うわ……すごい濡れてるよ」
その事に気をよくしたのか安心したのか、彼の動きが大胆になる。快楽に屈してしまう己の身体に、あたしは唇をかみしめた。
掌全体が陰部を覆う。指先が蠢き、襞を割って肉芽を捕らえる。もっとも敏感な部分を巧みに刺激され、あたしは身を仰け反らせた。
「あ……あ……ああっ」
膝が、挫けそうになる。身体を支えるために、彼の首にすがりつく。
彼は後ろから手をまわし、あたしの尻を撫で回して揉みしだいて、秘部への刺激を再開する。
くちゅくちゅじゅぶじゅぶと濡れた音がする度にあたしは悲鳴をもらし、喘いだ。胎内をかき回される快感に頭の中が熱くぼんやりとしてくる。
「あっ……うんっ、んあっ、あっ、ああっ……」
「このまま君に、入ってもいいかい?」
愛撫の手を休めることなく、彼が耳許で囁く。嫌だ。こんなとこで。こんな、路地裏で。
「嫌」
耳には競売前の喧噪が届いている。いつ人が入ってくるとも知れないこんな場所で抱かれるなんて、嫌。
あたしはせいいっぱい首をふる。
「いやぁ……」
刹那。彼の指が深く突き上げた。奥の、その部分をぐりぐりと容赦なく攻めたてる。
「んああっ! あああっ! いやああっ!」
叫びだしたい程の感覚が身体の奥底に宿る。愛液がぴゅっぴゅっとしぶくのを自覚する。
それは下着を濡らし、なお溢れて太股を伝う。
がくがくと膝が震える。這いのぼってくるその感覚をあたしは必死で否定する。が、別の指がむき出しにした肉芽を攻めるに至って、あたしは彼に屈服した。
「だめっ! だめぇっ! あああああああああっ!」
必死で彼に抱きつく。あたしは全身を支配する痙攣と快楽に身を任せるしかなかった。
「あふ……」
くったりと弛緩したあたしの身体を片手で支えて、彼があたしのショーツを脱がせる。
「ごめん、ちょっと我慢できそうにないや」
壁に背中を預けさせ、片脚を抱え上げる。ぼんやりとした視界に入ってきたソレはグロテスクにいきり立つ凶器。
「いやぁ……」
彼の肩をつかむ。押し退けようとしてるのか身体を支えようとしてるのか、自分でも自覚もないままに。
再び涙がこぼれる。その涙に口をつけながら、彼があてがう。イったばかりの敏感な襞が擦られてあたしは悲鳴をあげる。
「お願い、やめてったら……許して」
そんな声をまるっきり無視して、彼がはいってくる。
「ひああああああっ……」
「くぅっ……」
あたしの声と彼の声が重なった。
胎内を強引に押し開いて入ってきた熱いものが、最初から激しく動いて、あたしを犯す。
「あぅっ! あぅっ! あぅっ! ああっ!」
踵が浮き上がる程に激しい抽送に、なすすべもなく翻弄される。
「なか、すごいよ。気持ちいい……。からみついてくるみたいだ」
彼が囁く。噛み付くように、彼の口が唇を塞ぐ。荒く息をつきながら舌を入れ、激しく吸われる。唾液が溢れ、咽を伝う。
「ふンっ あふっ! ひっ! ああっ! ひあっ!」
抽送は、続いている。浅く、深く。肌同士がぶつかりあう音と、湿った水音が遠くから聞こえる喧噪と混ざりあう。
快感と苦痛が入り交じった感覚に歯を食いしばる。徐々に、沸き起こる熱い感覚に、思考が麻痺する。
「くっ……だめだっ」
半ば朦朧としかけた意識の中に彼の声が割り込んだ。尻を支えていた彼の手が結合部に
のびる。擦られて充血したクリトリスを、きゅぅと挟みつける。
「やぁああああああああ!」
強烈すぎるその刺激に、あたしは悲鳴をあげた。
突き上げられる腰は一際激しく子宮口をえぐる。熱い感覚が胎内で炸裂する。突き抜ける快感に視界が白く反転。意識が遠のく。
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!」
がくがくと痙攣する身体に苦鳴を上げながら、と二度目の絶頂を迎え、あたしの意識は
闇に沈んだ。
「なによっ! もう! 馬鹿!!」
レンタルハウスに怒声が響き渡る。
「ごめん、強引なのは悪かった。あやまるから」
「知るもんですか! もう絶対に許さないんだから!!」
怒りは、当分おさまりそうになかった。
end
えー..某FFXI関係のアップローダにとても気に入ったイラストがあったんで、妄想乱れ打ちしたんですが、後半は余計でしたねぇ(汗) 精進します...(涙)
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